【要約・実践法】これからの会社員の教科書:田端 信太郎 〜ビジネスパーソンの実践法〜

書評

この本の紹介

この本をおすすめする人

今、YouTubeでも活躍されている田端 信太郎さん。

ネットでは大いに話題に上がっており、amazonでもベストセラー1位を獲得した書籍で、発売から増刷決定となった話題のビジネス書になります。

この本は下記のような人におすすめします。

  • これから、就職して働くことに不安がある人
  • 先輩や上司と効率よく仕事をしていきたいという人
  • これから、出世していきたいという向上心がある人
  • 部下をマネジメントする立場の人

田端 信太郎とは?

株式会社ZOZO執行役員コミュニケーションデザイン室長。1975年石川県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。

NTTデータを経てリクルートへ。フリーマガジン「R25」を立ち上げる。2005年、ライブドア入社、livedoorニュースを統括。ライブドア事件を経て執行役員メディア事業部長に就任し、ライブドア事件後の経営再生をリード。2010年からコンデナスト・デジタルでVOGUE、GQ、JAPAN、WIREDなどのデジタル事業開発を担当するカントリーマネジャーに就任。

2012年NHN Japan(現LINE)執行役員に就任。その後、上級執行役員 法人ビジネス担当として広告事業の責任者となり、LINEを株式上場へと導く。2018年2月末にZOZO前澤友作社長(当時)の紹介でLINEを退社し、現職へ。

数百名が参加するオンライサロン「田端大学」の塾長も務める。

以上が、田端信太郎さんの経歴になります。

絶対的なリーダーを陰で支えるNo.2。ワンピースで言うとロジャーを支えるシルバーズ・レイリー的存在ですね。すごく憧れます。

これだけの、経歴を持った人はなかなかいないですよね。田端 信太郎さんの経験値や実力は私たちの想像をはるかに超えるものであると、勝手に想像してます。そんな方が、「社会人1年目のサラリーマン」に向けて書いた教科書。それが、「これからの会社員の教科書」である。

はじめに

ビジネスは面白い。

田端さんはこの本で、ビジネスはいわゆる「ワンピース」の世界に飛び込むようなもので、ビジネスの世界を追求していくと、めくるめく刺激的な物語が待っている。と語っています。

ビジネスの世界に必要なこと

そのために必要なことは、ビジネスパーソンどうしの「ルール」「マナー」「お作法」を押さえておかなければならない。

この本では

この本では、ルールやマナーなどを知り、本書をヒントに、キミらしいやり方で幸福で充実した会社員としてのビジネス人生を実現してもらえたらとても嬉しく思います。

目次

1.「人並み」を目指すか、「プロ」を目指すか

2.「伝え方」次第で結果は180度変わる

3.「単純作業」に仕事の真髄がある

4.「根回し」抜きに大きな仕事はできない

5.「社交スキル」は一生モノの武器になる

6.「トラブル対応」は鮮やかに

7.「情報収集」がキミのオリジナリティを作る

8.「経済・法律・歴史」はビジネス世界の共通言語

9.「働き方・キャリア」の最適解を導く

10.「パフォーマンス」をさらに高める

これからの会社員の教科書:田端 信太郎

要約ポイント5つ

①プロ意識を持つ

もし、あなたがビジネスの世界で高みを目指していくのならば、プロ意識を持たなければならない。

そして、プロであれば、「風邪であろうが、雨だろうが、槍が降ろうが、来ないといけない場面もある」。「ここ一番で勝負できる人」にならないといけない。

本書では、

「3.11の地震が起きたのは、金曜日の昼3時前でした。社会が大混乱する中、東京証券取引所は土日を挟んで月曜に再開した。」

と書いてあります。田端さんはこれこそプロ意識であり、ビジネスの世界を生きていくビジネスパーソンにはこれぐらいのプロ意識が必要であると語っています。

プロ意識を持つことによって自分の身が引き締まり、責任感が高まります。何より、お客様や社内の人たちにも影響があると思います。

そのプロ意識はどういうものかと言うと、

「今やっている仕事は、そもそもなんのためにやっているのか?」と問われたときに、即答で答えれるかどうかである。

と田端さんは言っています。

②仕事は伝え方

仕事の結果は伝え方で180度変わってくると本書では書かれています。

そして、「良い伝え方」をするには、

・相手の状況を考えて連絡をする

・最後の一行に相手の共感に繋がるメッセージをいれる

・メールの返信を早くする

など、他にもいろんな具体的は手法が書かれています。

やはり、同じ仕事の内容や状況でも伝え方によって全然変わってきます。

ですが、この本に書かれている、伝え方の手法や考え方を読むだけであなたの結果や状況が変わってくると思います。

結局大事なことは、

「相手の気持ちになって伝えたいことを伝える」

と言うことです。

皆さんも、伝える力をつけてこれからの仕事をより良くしていってください。

③ビジネスの本質は「人と人」である

ビジネスの本質は「人と人」なので、社交スキルや礼儀は一生モノの武器になると書かれています。

しかも、田端信太郎さんは今までの経験の中で結局「感じのいい人」が生き残ると本書で書かれています。めちゃくちゃ説得力ありますよね。

上司が部下に対して、上から圧力をかけたり、嫌がらせをしていると、いつか立場が逆転したときに、やり返しが飛んでくる。

不必要に嫌われるのは損で、自分が頭を下げたり、相手にリスペクトを示すことで嫌われないのであれば、減るモノでもないのでやるべきだ。

とも書かれています。

これは、田端信太郎さんがこれまでの経験の中で培った人間関係の築き方や田端さんの性格が感じ取れます。

みんなに応援され、みんなを応援できるような人がビジネスの世界でも生き残って行きそうですね。

④アウトプットのためのインプット

漠然とインプットすることには意味がなく、アウトプット前提でインプットすることに意味がある。

インプットだけしてわかった気になってはいけない。アウトプットして初めて自分の力になる。しかも、アウトプット前提でインプットすることにより、良い情報が入りやすくなる。

そのインプットの方法としておすすめなのは「読書」である。と書いている。

今は、インターネットの普及により様々な情報があふれている中で、アウトプット前提という考えがないと頭の中が整理できず情報過多になってしまう。

このアウトプット前提の考えはこれからの時代には非常に必要なスキルだとえる。

⑤さらにパフォーマンスを高めるには

ビジネスパーソンがより良いパフォーマスで仕事をするためには、

「どうやったら自分のパフォーマンスを100%出し切れるか」というのを考えなくてはいけません。

例えば、「タクシー代をケチるよりも、タクシーで移動時間中も仕事をした方が良いのか」とか、「今日のスケジュールの中で、どこに集中力を投下することで、アウトプットを最大化できるだろうか」などです。

意志の力には限度があるので、仕事に取り掛かる前に「どのタイミングで、どのように使うか」というような、ペース配分を把握して置くことが重要。

ということです。

自分の体調やスケジュールを管理し、仕事で最高のパフォーマスをすることも仕事です。ぜひ、この本を読んでビジネスパーソンとしてのルール、マナーを学んで、ビジネスの世界で戦って行きましょう。

実践のポイント4つ

①プロ意識を持って仕事をしよう

②相手の状況を考えよう

③アウトプット前提で本を読もう

④体調とスケジュールを管理してパフォーマンスを高めよう

おわりに

どうでしたか、今回は田端信太郎さんの「これからの会社員の教科書」の要約のポイント、実践ポイントを解説していきました。

これからも、こう言ったビジネス書の要約、実践のポイントを解説して行こうと思いますのでよろしくお願い致します。

最後までご観覧いただきありがとうございました。

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